ベトナムの歴史といえば、ベトナム戦争で、それ以外の歴史は全く知らない日本人が殆どだと思います。今日は少しだけベトナムの歴史概要をご紹介します。 ベトナムは紀元前から中国の侵略が激しく、紀元前221年から938年まで中国による統治を受けていました。独立王朝後も中国の影響を強く受けました。19世紀初頭にフランスの支援を受け、グエン王朝(阮朝)が現在のベトナム全土の全国統一がなされました。
1840年のアヘン戦争の際からグエン王朝とフランスとの関係が悪化、1884年にフランスの保護国となり、1887年にはカンボジアとともにフランス領インドシナとしてフランスの植民地となります。
ハノイのタンロン遺跡、ニンビンのホアルー遺跡、中部フエのグエン王宮などが世界遺産に指定されています。