来年4月「入国管理庁」が発足される方向

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来年4月から法務省入国管理局が法務省から外れて「入国管理庁」に格上される方向である。

現在、入国管理局は法務省の中にある一つの機関であるが、法務省の外に出ることで、大きく変わることは以下の3つである。 ①人員や予算が増える、②権限が強化される、③在留管理が厳しくなる

  1. 人員や予算が増えると・・・

・入国審査官(現在約3140人)や、入国警備官(同1440人)が増え、外国人労働者等の増加に伴 う、入管業務の増加に備えることができる。

・より多くの外国人を受け入れることができる。

・外国人の生活を更に支援できるようになる。

 

2. 権限が強化されると・・・

・入国管理に関する規則などを、入国管理庁で、独自に決めることができる。よって、外国人受け入れが増加する中、細かなルールを作ったり、直したり、迅速に対応することができるようになる。

・外国人の受け入れに関して、他の政府機関のリーダーとなれる。

 

3. 在留管理が厳しくすると・・・

就職先の企業や役所などと連携し、在留資格や雇用状況等を管理することができる。また、マイナンバーを利用した在留管理のシステムを作り、不法滞在の取り締まりを強化することができる。

 

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